禁酒のメリット、飲酒のデメリット。禁酒の仕方について考察

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はじめに 私のお酒の失敗と禁酒

「お酒を飲んでやらかしてしまった。」
そんな経験はだれにでもあるはずです。
禁酒しようと思っても気づくとまたお酒の失敗をしている。

なかなか禁酒は難しいものですよね。
筆者もお酒で何回もやらかしてきました。

お酒のせいで使ったお金は2年弱で数百万円、
飲み会ではほぼ記憶をなくして、次の日は二日酔い。
お酒のせいで、時間もお金も相当無駄にしてきました。

そんな私もあるときから禁酒することができるようになりました。
私は禁酒こそ「最強のライフハック」だと思っており、
禁酒の素晴らしさを知ってもらうためにこの記事を書きました。

この記事では禁酒に関してメリット、デメリット、
また禁酒の方法について記載していきます。

私の禁酒の実体験については下記をご参照ください。
→ 関連記事:禁酒を一ヶ月してみた。実体験と効果について。

飲酒のデメリット、お酒、アルコールの健康被害について

禁酒を語る前に、
アルコール(飲酒)は私たちにどんなデメリット、
影響を及ぼすのか見てみたいと思います。

臓器障害

アルコールは肝臓や腎臓に悪いというのは良く知られることですが、
調べてみると多岐に渡って悪影響がでるようです。

お酒の飲み過ぎで、肝臓以外の消化器、神経、筋肉、循環器など全身のさまざまな臓器にも障害を引き起こします。
出典:アルコール依存症治療ナビ(日本新薬株式会社)
http://alcoholic-navi.jp/understand/condition/disability/

「アルコールはほぼ全ての消化管に影響するため、適切な摂取が行なわれないと、胃食道逆流症・マロリーワイス症候群・急性胃粘膜病変(AGML)・門脈圧亢進性胃炎・下痢・吸収障害・痔核など、様々な疾患や症状の原因となります。」
出典:e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-010.html

「アルコール性肝障害で最初になるのは脂肪肝です。それでも多量飲酒が続くとアルコール性肝炎となり、時には、肝臓が機能を果たせなくなる肝硬変となることもあります。」
「お酒をよく飲む人には口腔がん、咽頭・喉頭がん、食道がん、肝臓がん、乳がんなどが発症しやすくなることがわかっています。飲酒に喫煙が加わるとがん発症のリスクが高くなります。」
出典:大阪がん循環器病予防センター
http://www.osaka-ganjun.jp/health/lifestyle/drinking.html

大量のお酒を飲む日常になると
臓器異変が起こり、生活習慣病となってしまうのですね。
健康を考えると飲酒をなくしたほうがよさそうです。

睡眠障害

アルコールは睡眠についても障害がでると言われています。
アルコールは適量であれば寝付きをよくするという記事が多いですが、
常飲や深酒は睡眠に関してネガティブな影響を及ぼすようです。

「高用量のアルコールではREM睡眠が減少して深い眠りが増加します。
寝つきは良くなりますが,睡眠の後半に交感神経の活動が高まって睡眠の持続性が低下します。
一方,低用量のアルコールでは,REM睡眠と深い眠りに一定の効果がみられませんが寝つきが悪くなる傾向と睡眠時間が長くなる傾向がみられます。」
出典:日本大学医学部附属板橋病院 睡眠センター
http://www.med.nihon-u.ac.jp/hospital/itabashi/sleep/column.html

「アルコールによる利尿作用や、寝汗をかきやすくなることで、
血液が固まりやすくなり、血管が詰まりやすくなる。睡眠中の脳梗塞、心筋梗塞のリスクも高くなる。」
「また、お酒を飲んで仰向けに寝ると、いびきが多くなり、睡眠時の無呼吸のリスクも上昇します。寝酒はほどほどにするのがよいのです」(エブラヒム氏)。」
出典:一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2013/002241.php

「アルコールは「抗利尿ホルモン」という尿が作られないようにするためのホルモンの働きを邪魔するため、
眠っている間でもトイレへ行きたくなって、目が覚めてしまいます。」
出典:RAYCOP JAPAN(雨晴クリニック 坪田 聡氏)
https://www.raycop.co.jp/life/doctor/2069/

どのような飲酒量でもお酒の影響はあるようですね。

疲労蓄積

疲労についてはどうでしょうか。
個人の実感では、二日酔いになった休日は休んだ気がしません。。。

「お酒の飲み過ぎは体内で活性酸素を発生させ、細胞の酸化と損傷につながる。」
出典:NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO10437250Y6A201C1000000

「体内のビタミンB群を大量に消費する。加えて、
この時期は歓迎会などでお酒を飲む機会が増える。アルコールの摂取はビタミンB群の大量消費につながる。」
出典:Sankei Biz「新社会人は注意「新生活疲労」 だるい、やる気がでない…ビタミンB群の摂取を」
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/150505/ecb1505051709001-n1.htm

前述した臓器へのダメージだけでも疲労蓄積に繋がりそうですが、
アルコールを摂取することで、ビタミンB群が消費されてしまい、
疲労の原因となるようですね。

脳へ悪影響

お酒は脳に悪いとはよく言われますが、どのような研究結果があるのでしょうか。

「研究ではまず、飲酒量が多いと、脳内で海馬委縮を発症するリスクが高まることに着目。
海馬萎縮は、記憶や空間認知に影響をおよぼす可能性がある。
解析した結果、過去30年間のアルコールの摂取量が増えるごとに、海馬の萎縮リスクが上昇していた。
海馬の萎縮リスクは、アルコールを飲まないグループと比べて、週30ドリンク以上の多量飲酒のグループで5.8倍ともっとも高かった。また、週14~21ドリンクの適量飲酒のグループでも、海馬の萎縮リスクは3.4倍と高かった。」
出典:保健指導リソースガイド
http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2017/006667.php

「以前から大量に飲酒する人には脳が小さくなる脳萎縮が高い割合でみられることは知られていましたが、
最近の調査によれば、飲酒量と脳萎縮の程度には正の相関が見られることが報告されています。
すなわち飲酒量が増えるほど脳が萎縮するということです。
一方で飲酒による脳萎縮は断酒することによって改善することも知られています。
萎縮以外の影響としては、アルコールが加齢による記憶・学習低下を促進することが動物実験では証明されています」
出典:e-ヘルスネット(厚生労働省)
松下幸生, 丸山勝也. アルコール依存と認知症. からだの科学 251: 39-44, 2006.
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-007.html

脳が萎縮するということは間違いなさそうですね。
では脳が萎縮すると一体どうなるのでしょうか。

「主に、脳内の白質と呼ばれる神経線維が集まる領域が死滅し、脳が小さくなっていくために起こる。」
「脳の萎縮が原因の一つとされる認知症、アルツハイマー病は、
記憶を司る海馬や、理性をコントロールする前頭葉、
言語認識や視聴覚を担う側頭葉前方の萎縮が特有なのに対し、アルコールは脳全体を萎縮させます。」
出典:日経ビジネス 「酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む!」
https://business.nikkei.com/atcl/skillup/15/111700008/012700007/?P=2

認知症のリスク、知的活動を阻害しそうです・・・。
恐ろしい。
人生100年時代と言われていますが、
体が元気でも脳が死んでいて知的探求ができないと悲しいと思っています。
やはりお酒は悪なのでは・・・

アルコールは筋肉を破壊する

筋トレをしていて、筋肉増強させたい人には悲報です。
アルコールは筋肉も破壊するという研究結果もあるようです。

「2014年、オーストラリア・RMIT大学のParrらは、
トレーニング後のアルコール摂取は筋タンパク質の合成作用を妨げる働きがあり、
トレーニング効果を損なう可能性を示唆しました。
また、この知見をスポーツ選手だけでなく、トレーナーに提供することによって、
アルコールの摂取を制限するべきだと警鈴を鳴らしています(Parr EB, 2014)。」
https://www.rehabilimemo.com/entry/2017/08/06/134948

「ビールに限らず、慢性的な長期の大量飲酒も
テストステロンの減少を促進させる要因になりますので、
注意が必要です」と堀江先生は勧告する。
出典:NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO10477620Z01C16A2000000/

男性ホルモン(テストステロン)の分泌量を減らす作用もあり、
性欲が減退するだけでなく、骨粗しょう症や筋肉量の減少、意欲の低下などを引き起こすこともある。
出典:東洋経済オンライン アルコールは百薬の長どころか「万病の元」だ
https://toyokeizai.net/articles/-/216648?page=2

飲み会のあとは筋トレする気すらならないでしょうし、
筋トレをしたいならお酒を避けるのがよさそうです。

禁酒のメリット、効果

禁酒が最強のライフハックだと記載しました。
実際に禁酒にどういった効果、変化があるのか見てみたいと思います。

睡眠の改善

先程アルコールによる影響を記載しました。
禁酒、断酒することで、より良い睡眠を得ることができます。

最近発行された『アルコール依存症についての臨床医学的研究論文』に乗っていた研究結果の中には、
寝る前の飲酒は脳のα波を増加させるという。
α波は通常、起きている間に休むと出てくる脳信号なので、眠りが妨げられてしまうそう。
また、27の研究結果を照らし合わせると、アルコールは短い時間で深い眠りに就ける効果があるものの、
それ以降の睡眠リズムはめちゃくちゃにしてしまうことがわかる。
最初は少し寝つきが悪いと感じても、アルコールを飲まないで眠れば、
もっとすっきりした目覚めが迎えられるかも。
ラスキン博士いわく、睡眠の質が上がると、気分や集中力、知的能力も向上するとのこと。」
出典:Women’s Health 「お酒を飲まなくなると体に起こること8つ」
https://womenshealth-jp.com/a-8-things-that-happen-when-you-stop-drinking-20170912/node_37895/

食生活の改善(不要なカロリー摂取を防ぐ)

食べ過ぎの最大の要因はアルコールの摂取によるものだとする研究があります。

ロンドンのフランシス・クリック・インスティテューション(Francis Crick Institute)の薬理学教授であり、
研究の第一人者であるDenis Burdakov氏は、
「アルコールは行動面での抑制を解除するだけではなく、
食欲シグナルを継続させるという結果が出た」と話す」
出典:BUSINESS INSIDER 「科学的に解明! 酔うと食べ過ぎてしまう謎」
https://www.businessinsider.jp/post-259

食前酒は食欲を増進させるためにあったのですね。

また、飲み会の後は締めのラーメンにいったりしますよね。

なぜ、お酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのでしょうか?
これには生理的なメカニズムが関係しています。
お酒に含まれているアルコールが体内に入ると、肝臓がアルコールを分解してくれるのですが、
この時、分解の過程で必要な糖分が血液中から消費されていきます。
そのため、血糖値が下がり空腹感を覚えます。」
出典:タニタの健康応援ネット からだカルテ「お酒の後のラーメンって悪いの?」
https://www.karadakarute.jp/tanita/column/columndetail.do?columnId=197

お酒自体のカロリー摂取もあるのに、
高カロリーのラーメンまで食べれば過大なカロリー摂取となってしまいます。
ちなみにビール500mlで200kcalほどで、
天下一品のこってりラーメンで800kcalです。
これが頻繁になればぽっこりお腹になってしまうでしょう。。。

禁酒することで締めのラーメンを求める欲求も減ります。
また居酒屋にいく回数も減りますし、
酔わないことでバランスよく注文したり、
栄養バランスは崩れにくくなることでしょう。

肌が綺麗になる、保湿効果

お酒を断つことで美容にも効果があります。

脱水、炎症、ニキビ、早期加齢、肌の色素沈着など、
アルコールが肌に与える影響は大きいです。
参考:Women’s Health 「アルコールが肌に与える影響」
https://womenshealth-jp.com/a-what-alcohol-really-does-to-your-skin-20171211/node_11798/

ビタミンBには、糖質や脂質を分解してエネルギーに変えてくれる働きがありますが、
B不足になると、エネルギーが作れなくなってやたら疲れやすくなります。
(中略)粘膜をつくってくれるのもビタミンBなので、
不足すると、口内炎やニキビの原因になります。」
出典:All About Beauty「アルコールは本当に悪者?お酒で美魔女になる秘密。」
https://allabout.co.jp/gm/gc/418910/

私はアトピー持ちで、元々乾燥肌気味なのですが、
禁酒してから肌の状態がかなり良くなっています。
アトピー持ちの人はお酒で血の巡りがよくなりすぎるのと、
掻きむしるのを抑える理性が外れるので、禁酒による症状の改善効果はかなり大きそうです。
(※お酒を呑んで、薬を塗り忘れるということがなくなった影響もあります)

女性の場合は化粧を落とさず寝るということが減るので、
副次的に肌の状態が改善されそうですね。

お金が増える、浪費、散財が減る

禁酒することで確実に飲み会にいく回数が減るので、飲み代が浮きます。
また飲み会にいったとしても、
お酒ではなくソフトドリンクを飲むことになるので、少しだけ飲み代が安くなります。
大勢でいったときはきっかり割り勘されるかもしれませんが、
デートなどでいくときはそれなりにコストカットできるはずです。
前述した締めのラーメン代も浮きますね。

また酔って気持ちよくなると、
どうしてもタクシーに頼ってしまいがちです。
タクシー代は言わずもがな高額なので痛い出費になります。
しかし禁酒することで、タクシーに乗ろうという気持ちになりにくくなります。

お酒による浪費で男性にありがちなのが、
女性にいる店にいき散財してしまうことですよね。
お酒を飲むと理性が飛び、本能的な欲求が強くなります。
そして財布の紐も緩くなるので、
飲酒により女性のお店に使うお金はそれなりにいきます。
禁酒することで、こういうところに行く欲求はかなり抑えられるので、
お金に余裕ができることでしょう。

→関連記事:なぜ人は浪費(散財)してしまうのか。原因と対策

時間が増える

飲み会のあとは知的活動ができないですよね。
場合によってはそのままお風呂にも入らず寝てしまうという人もいるはずです。

禁酒すると飲み会のあとでも、いつもの睡眠時間まで余裕で活動できます。
私は禁酒してからというのもの、
飲み会のあとは読書や仕事をできるようになっています。

また翌日の二日酔いに悩まされることもありません。
いつもと同じ時間に起床でき、
当然頭痛などになることもありません。
翌日休みだからと思って、飲みすぎてしまい、
つらい二日酔いで土日まったく動けなくて時間を無駄にした、
ということもなくなります。

禁酒をすることで圧倒的に時間に余裕ができます。

規則正しい生活ができる

禁酒をすると、規則通りの生活ができるようになります。

まず二日酔いすることがなくなりますので、
遅くまで寝ていたいという欲求がなくなります。

また禁酒しても、付き合いで朝まで語り明かすということはあるかもしれませんが
呑んでいない分、すっきり起きれます。
そのため大きく生活リズムを崩すことがなくなります。

楽しい記憶がちゃんと残る

大酒飲み、お酒を飲むことにブレーキがない人向けですが、
禁酒すると楽しい記憶がちゃんと残るようになります。

私はお酒を飲む度に記憶をなくしていました。
よくよく考えるとこれってめちゃくちゃ損ですよね。
当然記憶をなくすレベルまで飲むと二日酔いになります。
その日の記憶をなくすは、次の日活動できないわで二重苦です。

禁酒をすると当たり前ですが、飲み会の記憶がしっかり記憶でき、
帰ったあとにも楽しかった余韻を楽しめます。

禁酒のデメリット

禁酒することでデメリットはあるのでしょうか?
下記にまとめますが、重度のアルコール症状であれば、
ある期間つらい時期が訪れますが、基本的に大きなデメリットはないです。

禁酒による離脱症状

禁酒をすると禁断症状がでるというのを聞いたがことがるかもしれません。
禁断症状ともいいますが、最近は離脱症状といいます。

手指震戦、発汗、寝汗、興奮及び興奮のための睡眠障害、
焦燥感、頻脈などの小症状が出現し、強力にアルコールを欲してしまいます。
また、不眠が2~3日続くと、幻覚、妄 想などの大症状が出現することもあります。
アドレナリンの作用ではありませんが、離脱期にマグネシウムが低下することで細胞の閾値が低下し、
脳細胞膜が興奮しやすくなってアルコール離脱てんかん発作を起こす場合 もあります。
このような不快な状態から逃れるために、依存症者には病的飲酒欲求が起こります。
出典:宋神経科クリニック
http://so-clinic.net/understand.html

早期離脱症状は飲酒を止めて数時間すると出現し、
手や全身の震え、発汗(特に寝汗)、不眠、吐き気、嘔吐、血圧の上昇、不整脈、イライラ感、集中力の低下、
幻覚(虫の幻など)、幻聴などがみられます。
後期離脱症状は飲酒を止めて2~3日で出現し、幻視(見えるはずのないものが見える)、
見当識障害(自分のいる場所や時間が分からなくなる)、興奮などのほかに、発熱、発汗、震えがみられることもあります。
出典:アルコール依存症治療ナビ.jp
http://alcoholic-navi.jp/understand/condition/pathology/

離脱症状をゆるやかにするためには重度のアルコール依存症の方は、
医者にかかるのが最適です。

飲み会に呼ばれにくくなる

禁酒すると当然ながら飲み会の席に呼ばれる回数が減ります。
とはいえ、お酒を飲むのが必須な飲み会の席というのは
ろくな飲み会ではないので、これが減ることをデメリットというのも微妙かもしれません。

バーや飲み屋街に行きづらくなる

バーや、飲み屋街(新宿ゴールデン街や三茶)はお酒好きの巣窟なので、
お酒飲めない、禁酒してます、という発言がしにくい雰囲気で、
禁酒してる人にはとても行くにくい場所です。

個人的にバーや飲み屋街の雰囲気自体は好きですし、
ここで出会ったひとたちも多くいるので、
これらの場所に行きづらくなったというのはデメリットと言えるかもしれません。

禁酒の方法、コツ(酒なしでも人生は楽しい)

このトピックでは、実際にどうやって禁酒をしていくのかということについて紹介します。

禁酒の必読書:禁酒セラピー

禁酒のコツはこれを読むことにつきます。ここが禁酒のコツの9割です。
下のものはこれに補足して、禁酒をより強固にするために書いています。

Amazonのレビューを読んでもらうだけでも、
この本の効用は伝わるかもしれませんが少し補足します。

私の友人かつ、仕事でもお世話になっている方がかなりのお酒好きだったのですが、
この本をきっかけにお酒をほとんど飲まなくなったと聞きました。
(その方は仕事のある平日でもランチビールをするくらいのお酒好き)

私自信も禁酒したいなと思っていたところだったので、
「どうやってやめたのですか?」と聞いたところ、
この本を読んだらお酒を飲みたいという欲求がなくなったと。

元々この本の存在は知っていたのですが、
ちゃんと読んでなかったので、改めて本を読み直しました。
そして私自身も禁酒から40日ほど経過しています。

この本はお酒という「洗脳」を説いてくれるということでしょうか。
なんとなく、お酒は呑んだほうがいい、呑まなくてはいけない、
呑んでも問題ない、というふうに思っていないでしょうか?

この本はそういった思い込みから解き放ってくれる本です。
本自体は安く、手軽に読める文量ですので、
ゆっくり読んでいただけたらなと思います。

この本を読むと、禁酒しなきゃ、というより、
「もうお酒を飲みたくない」という気持ちになり、
無理して禁酒活動をすることがなくなるので、
楽に禁酒、いえ、断酒することができます。

禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

基本的には「禁酒セラピー」だけ読んでもられば禁酒、断酒は十分だと思いますが、
個人的に工夫したことや、やってよかったことを下記に共有します。

お酒、アルコールは社交に必要ないということを知る

これは禁酒セラピーにも一部書いてあるのですが、
社交の場にお酒は必要ないということを認識するべきです。

私も長らく、勘違いしていました。
会社の飲み会、合コン、友人たちの再会など、
必ずお酒がつきもので、彼らと親睦を深めるには酒こそ最高のツールなのだと。

しかしよくよく考えてみれば、
お酒を飲まない人でも場を楽しめていたし、
親睦も深めていたのです。

ビジネス的な交流の場やちょっとしたパーティーなどでは、
お酒は必ずつきものですが、
実際に話しているときにあなたが飲む物を気にする人はいないでしょう。
烏龍茶やオレンジジュースで乗り切れるので安心しましょう。

またお酒が親睦を深めるというのも勘違いです。
これは私が禁酒してから気づいたことです。

酒の場を共にすると、親睦が深まるというのは、
一部正しいのですが、お酒それ自体が要因というわけではないというのが私の答えです。
禁酒してから、何度かまだ打ち解けていない人との会食の場がありましたが、
酒なしでもその人との仲を深めることができたと思います。

要因は「時間」だと思いました。
お酒の場、といえば2時間以上は一緒に過ごすことになります。
この時間が大事なのだと思いました。
2時間もあればプライベートに踏み込んで話することもあるでしょう。
これが大事なんだと思いました。

決して酒が回って本音がでる、本心むき出しで話ができるから、というわけではないのですね。

お酒以外でも料理は楽しめることを知る

美味しい料理と美味しいお酒、というのが美食家のいうことですが、
必ずしもお酒である必要はないでしょう。

肉には赤ワイン、魚には白ワイン、餃子にはビール、
というように食事とお酒はセットで言われますが、
本当にこれらのお酒である必要はあるのでしょうか。

私はおいしい料理には味を邪魔しない「水」があれば大丈夫だと思います。
食事の余韻をずっと楽しめますから。

よく飲む人にはなるべく一対一で説明をする

いきなり複数人の酒の場で、禁酒してます、
といっても、今日は飲もうよ、といって禁酒活動が妨害される可能性があります。

特に酒好きの友人たちとだと、なかなかその場で飲むのを拒否するのは難しいでしょう。
私が効果があったなと思うのは、サシ飲みの場を設けて(自分は飲まないのですが)、
自分の禁酒への思いを語るということです。

まず禁酒を始めたという事実。
そしてなぜ禁酒を始めたかというロジカルな理由、思いを語っていきました。

複数人だと、「いやいやー飲むでしょー」となると思いますが、
一対一だとちゃんと話を聞いてもらえるので、
無理に飲ませるということをされないです。

そして友人たちに丁寧に説明していくと、
この人は飲まなくなった、飲みたくなくなったんだと理解してもらえるので、
お酒を勧められることもなくなっていくでしょう。

複数人の飲み会は、すでにサシで説明した人が大半を占めるときだと、楽です。

飲むのを我慢してるのではなく、飲みたくないと伝える

禁酒してることを友人に伝えるときに、
我慢してるのではなく、飲みたくないんだということを伝えるようにしましょう。
(禁酒セラピーを読んだ感想をそのまま伝えるとそうなるのですが)

大抵の人はお酒は良いもの、と思っていますから、
それをなんで我慢するの!と反論されてしまいます。

我慢してるのではなく、飲みたくない、という意思表示をすべきです。

どうしても飲まされそうな人には体がやばいと嘘つく

上記のように言ったとしても、理解されない。
もしくは言いづらい状況というのはどうしてもあると思います。

そんな状況になりそうなときは、
予め健康診断をしたら、健康状態がお酒のせいで非常に悪く、
医者から禁酒するようにと言われてますと伝えるのがいいです。

さすがにこの話をしてまでお酒を飲ませてくる人はいないでしょう。
これでお酒を飲ませてくるようであれば
その人はあなたが人生で付き合うべき人ではないです。

禁酒日を数える

これはすべての目標管理や習慣づけに共通する方法ですが、
「記録をつけること」が禁酒においても大事です。

禁酒するぞ、と決めた日を1にして、
そこから禁酒が継続できた分、毎日書いていきます。
ちゃんと毎日やることが大事です。

夜5分くらいあればできると思うので、
必ずその時間は確保し、記録をつけましょう。

この記録する習慣は禁酒以外の方法でも有用なので、
禁酒以外で、何か目標や習慣にしたいことがあれば、
合わせて記録をつけてみましょう。



飲酒にメリットはあるのか?

ここまで飲酒のデメリット、禁酒の素晴らしさを語ってきましたが、
一応飲酒の良さ、メリットについてもまとめてみたいと思います。
ただ、結論としてはやはりお酒は必要ない、ということです。
お酒はたしかにメリットはなくはないが、お酒である必要はないのです。

ワインを飲むと糖尿病のリスクが減る?

ワインを飲むと、糖尿病のリスクが減るという研究結果がでているようです。

南デンマーク大学の研究で、週3回から4回飲酒する人は、まったくく飲まない人に比べ、2型糖尿病になる可能性が低いことが分かった。この研究は、欧州糖尿病学会(EASD)が発行する医学誌「Diabetologia」に発表された。
研究チームは7万551人の男女を4.9年間(中央値)追跡して調査。期間中に男性859人、女性887人が糖尿病を発症した。解析した結果、適量のアルコールを週に3~4回飲んでいる人は、飲酒の頻度が週に1度以下の人に比べ、糖尿病リスクは男性で27%、女性で32%それぞれ低下したことが分かった。
糖尿病リスクを下げる効果がもっとも高かったのは赤ワインだった。赤ワインに含まれるポリフェノール「レスベラトロール」には、血管の弛緩を減少させ動脈硬化を改善する作用があるとみられている。」
出典:糖尿病ネットワーク「「アルコール」は糖尿病に悪い? 総合的にみて安全な飲酒量はない

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2018/028416.php

糖尿病を減らす対策は他にもあります。
赤ワインである必要はありません。

食欲増進

食前酒というものがあるくらいですから、
食前にお酒を飲むメリットはたしかにあります。
しかしこれは前述した通り、過剰にカロリーを摂取してしまう可能性もあり、
メリットかデメリットかは、難しいところです。

お酒を飲むと胃液の分泌がさかんになり、消化を助けるため、食欲が増します。
出典:SUNRTORY DRINK SMART「お酒のメリット・デメリット」
https://www.suntory.co.jp/arp/merit_demerit/

ストレスの緩和

お酒はストレス解消、というのはとてつもなく良く聞きますね。
ただあくまで適量なら、という枕詞がつきます。
私のように適量をコントロールできない人は、
ストレスの緩和どころか、ストレスの原因にすらなってしまいます。

またお酒がなくても意外とストレス発散の方法はいくらでもありますよ。

血行促進

お酒は血のめぐりをよくする効果があるというのも良く聞きますね。

「少量の飲酒は、血管を拡張させて血液の流れを良くして血行を改善します。
その結果、体が温かくなったり、疲労回復に効果があったり、血管が詰まりにくくなったりします。」
出典:サッポロビール 「お酒の効用」
http://www.sapporobeer.jp/tekisei/bunka/koyo.html

これもお酒である必要はありませんし、やはり適量という条件つき。
血行促進は運動や、納豆や玉ねぎ、にんじんなどの食べ物でも効果があります。

人間関係を円滑に

おいしい食事とお酒は、人との円滑なコミュニケーションに役立ちます。
冠婚葬祭、歓迎会、送別会などの特別な場面でお酒はかかせないものです。

これも良く言われることです。
実際に仕事やプライベートで今度飲み行きましょう、
という誘い文句から深い付き合いが始まっていくものですよね。

ただ交流の深さはお酒それ自体で決まるのではなく、
過ごした時間の長さで決まるのだと思いました。

お酒の席を一緒にすれば最低でも2時間くらいは一緒にいることになりますから、
それくらいの時間ともにすれば、お酒なしでも仲は深まります。

楽しい気分になる

お酒を飲むと楽しい気分になります。
合法的な麻薬・・・

アルコールを飲んで楽しい気分になる理由、それは脳内で楽しさや心地よさといった感情を生み出す「ドーパミン」という神経伝達物質の分泌が促されるため。ドーパミンは、何か興味のあることをしているときなど「楽しい」と感じるときに分泌される脳内物質ですが、アルコールによっても分泌が促されるというのです。」
出典:HelC + 「お酒を飲むと楽しくなるのはなぜ?脳とアルコールのメカニズム」
https://www.health.ne.jp/library/detail?slug=hcl_3000_w3000753

これもお酒なしで実現できます。
お酒がないと楽しくないというのは思い込みですよ!
お酒の場も、1時間くらいするとノンアルでも勝手に盛り上がります。

適量で寿命が延びる?

過去の論文でJカーブ理論を唱え、適量のお酒は飲む人は、
まったく飲まない人に比べて、寿命が伸びると言われていた。

しかし、有名なランセットという学術誌で下記のように否定されています。
Forbesさんの記事を引用して紹介します。

英医学誌ランセットに先ごろ掲載された論文によると、アルコールは「ときどき」摂取するだけでも有害だという。論文の著者らは、各政府に対し、国民に完全な断酒を勧めるべきだと訴えている。
アルコール摂取が原因で死亡した人は2016年、およそ280万人に上ったとみられる。また、15~49歳の早期死亡の主なリスク要因には、飲酒が関連していることが分かった。
研究結果によれば、中程度の飲酒でも長期的に見れば、健康に対する利点は限定的なものだ。これまで1日1杯の赤ワインは心臓に良いとされてきたが、健康上の利点があったとしても、それを大きく上回る有害な影響があるという。」
出典:Forbes JAPAN「飲酒に「適量」はない? 大規模メタ解析の結果が示唆」
https://forbesjapan.com/articles/detail/22724

さあ、あえて飲酒のメリットを書いてみましたが、
これだけ見てもデメリットのほうが圧倒的に多いことがわかりますね。

そして書いていて気づいたのですが、
飲酒のメリットを書いているのはアルコール飲料の会社の記事ばかりw

なぜ節酒ではなく禁酒(断酒)なのか

お酒でなにかしら悩んでいて、改善したいと思うときに、
お酒の量を減らす「節酒」という選択肢があると思います。
しかしこれは完全にNGです。

仮にこの考えがあるのであれば前述した「禁酒セラピー」をもう一度ちゃんと読んでください。
この記事も、もう一度読んでいただきたいです。
禁酒は我慢してするものではありません。

お酒を飲む必要性を見直して、
酒は人生に不要であり、人体に猛毒であると理解し、お酒を自ら拒否する活動です。
自分の認知をいま一度改め直してください。

禁酒セラピーを読んだあとは、
節酒にしておこうなんていう考えは残っていないはずです。

まとめ

禁酒についてまとめて考察しましたが、いかがだったでしょうか。
お酒のメリットはまったくありません。
あったとしてもお酒である必要はありませんし、デメリットが圧倒的に上回ります。

禁酒こそ最強のライフハックです。
ぜひお試しあれ。



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