ベンチャーへの転職で気をつけるべき事業と組織フェーズの話

スポンサーリンク
キャリア

ベンチャー企業への転職は事業フェーズによって得られるものが違います。
自分の目的に照らし合わせて、転職を考える必要があります。

結論からいうと、一般的にベンチャーと聞いて思いつくようなメリットは、
創業から30人くらいのフェーズで一番メリットが大きくなると考えています。

以下でフェーズを詳しく見ていきます。

スポンサーリンク

創業期 アーリーステージ

創業間もない段階。1桁社員として入る場合です。
私は2社の経験がありますが、1社は第二創業期、もう1社は創業期の段階で参画しています。

この時期は明確なポジションもなく、
とにかく自分の能力とリソースが必要なところにすべてを投入していくイメージです。
泥臭い仕事もたくさんありますが、
どんなに働いてもやりがいがある魔法の時期です。

この時期に入って会社が成長していくと、
うまくすればかなり上のポジションまでいけます。

私は1社目では役員級、2社目では財務責任者とマーケティング責任社を兼務するポジションにいけました。

とにかく大変ではありますし、決まりきった仕事もルールもないので、
指示してほしい系の人だとかなり疲弊すると思います。
逆に自分で考えて、ばりばり働きたい人にとっては最高の環境です。

独立起業したい人にとっては、様々な側面が見れて、
学べることも多いですし、立ち上げのイメージをつけられるので、
とてもおすすめです。

この時期はキャッシュ・フローが不安定だったりもするので、
給料的なところはあまり期待しないほうがいいでしょう。

ただ上場したときや、買収されたときに金銭的報酬が享受できる、
ストックオプションの権利をもらえる可能性も高いです。

成長期 ミドルステージ

従業員数が2桁になってくるフェーズ。
おおよそ30人いかないくらいの組織規模。
会社も顧客が定着し始めて、ある程度軌道に乗ってくる段階です。

組織でもポジションやチームが出来上がってきて、
多少分業がされてくるフェーズ。
リーダーやマネージャーといった名称のポジションが少しずつでてきます。

兼務や事業部横断のプロジェクトが多いため、
自分の職能をプラスアルファで伸ばしていきたい方にはいいでしょう。

これまで属人的にやってきたことを仕組み化したり、
ルール化したりすることを意識し始めないといけない段階です。

この時期に入ってある程度活躍できるようになっていることで、
事業部長や何かしらの責任者に抜擢される可能性が非常に高いです。

創業期と同様に忙しいことに変わりはないのですが、
まだ魔法の時期は続いていて、やりがいをもって仕事をすすめることができるはずです。

安定成長期 レイターステージ

30人〜50人くらいの組織規模で、会社らしくなってくるフェーズです。
少しずつベンチャーっぽい荒々しさがとれくる時期ではないかと思います。

仕事はだんだん分断されてきて、分業が進んできます。
兼務するメンバーもだんだんと減ってきます。

またベンチャーには30人の壁と言われれる組織の乗り越えねばならぬ問題が発生します。
これは本当に発生します。
自分は1社目でも2社目でも体験しました。
30人〜40人くらいの間で、組織のみんなが疲弊するタイミングがでてきます。
このタイミングで多くの人が会社に不満を言い出し、退職したいと言い出します。
この時期を立て直し、生き残ったメンバーがゆくゆく役員やマネージャーとして
会社の中核メンバーとして活躍していくことになるでしょう。

安定期 メガベンチャー

会社としては安定し、ルールや仕組みができてくる段階です。
会社組織も階層化し、分業が進みます。

このフェーズではあまり大企業とかわらなくなってきます。
意識決定のスピードも場合によっては大手メーカーなどと変わらなくなるケースもあります。

過去からのイメージでなんとなくきらきらした感じは残りますが、
実態としては自己裁量などもそんなになく、
創業期から成長期にあった自己成長を感じられる人や機会は少なくなります。

成長という観点でみると、この時期ではなく、
もっと前のフェーズで入社する方が面白いと思います。

独立や起業をしたいという人は、
入るべきなのは間違いなくこのフェーズではないと思います。
もっと前のフェーズで入らないと、やれる幅が狭まりますので、
ベンチャーとしての経験であまり旨味がないです。

この時期になると、前のフェーズから入社してきた人たちで、
それなりに活躍、貢献してきたひとたちには、
面白い機会が会社から提供されるようになっているはずです。

そのため総合して考えると、
やはりベンチャーに入るんだ、という人がイメージするような
メリットを享受するには創業期から安定成長期前の段階で入るべきですね。

この時期になると会社のアセットが構築されてきますので、
そのアセットを活かして新しいサービスや事業をつくっていきたい
という機会には恵まれるかもしれません。

この時期になってくると会社のキャッシュフローは安定してきますし、
人事戦略的なところも確立されてくるので、
給与的にも相場観と同じくらいから、それより良くなってくるでしょう。

またCXO的なポジションで入る方で、上場前などであれば、
ストックオプションももらえることがあるかもしれません。

ベンチャーへの転職

前述の通り、ベンチャーのメリット
たとえば成長したい、裁量権をもって仕事をしたい、
やりがいをもっと感じて仕事をしたい、ということであれば、
創業からなるべく近い段階で入るのがいいです。

ただそのフェーズでは企業がコストの関係で、
あまり転職エージェントを使っていなかったり、
求人サイトを使っていなかったりします。

特に創業期に近いベンチャー企業では、
大手の転職サイトや、転職エージェントを使っていないことが多いです。

そのため特化型の大手ではない転職サイトや転職エージェントを使うのがいいでしょう。

コメント