「会社を辞めたい」は禁句。退職したいと思ったときに読みたいこと

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キャリア

こんにちは。
元人材エージェントの編集者Yです。

少し前に後輩から「会社を辞めたいんです」と相談受けたことがありました。
それ自体は問題がなかったのですが、
半年ほど経過しても同じような状況でした。
さらに悪いことに同様の相談を同僚にもずっと相談しているということでした。

会社を辞めたいと思っても他言するのはNGです
今回はこのことについて解説し、
会社を辞めたいと思ったときにどうすべきか解説します。

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会社を辞めたいは禁止ワード

前述の通り、会社を辞めたいというのは同僚には言ってはいけない禁止ワードです。
悩んでいるときに社外の人に相談するのは基本的には問題ありません。

信頼と評価が下がる

なぜ同僚に言ってはいけないのか。
それはシンプルに「信頼がなくなり、評価が下がっていく」からなのです。

あなたが会社を辞めたいと言った瞬間から、
あなたの信頼度は下がっていき、評価も下がっていってしまうのです。

会社を辞めたいという発言はネガティブな発言です。
ネガティブな発言は聞く立場の人間を疲弊させます。

また会社を辞めたいという発言は残っている人間に対して
遠回しに批判しているように聞こえてしまうので、
嫌悪感を与えてしまいます。
ポジティブな会社を辞めたいということであれば、
問題ないと思いますが、
同僚に相談するような口調でいう「会社を辞めたい」は
ネガティブなことが多いでしょうから、
信頼を損ねる行動であることに間違いないでしょう。

辞めるということで満足してしまう

もうひとつ辞めたいと言わないほうがいい理由は、
「辞める、辞めたい」ということで満足してしまうということです。

不満を誰かにいうことで満足してしまうのです。
しかし一時的に満足しても、根本的な原因解決にならないことのほうが多いので、
ずっと不満を言い続けることになります。
そうすると前述のように信頼を失っていくので気をつけましょう。

社内の人に不満を言わず、具体的な改善のために、今後のために、
どう行動すべきか考えていくのが健全です。

会社を辞めたいと思ったら考えたいこと

会社を辞めたいと思ったら建設的な行動に移しましょう。
自分のキャリアにとって本当に会社を辞めるのが最適な行動なのか考えるのです。

隣の芝は青い問題

人間はないものねだりな生き物だということを理解しましょう。
友達の会社はあんなにいいのに、自分の会社は全然だめ。
そんなことはたくさんあるでしょう。

社外から見たらあなたの会社の魅力的な部分も多いはずです。
完璧な職場などありえません。
どんなに大企業でも、どんなに人気の企業でも、
必ず欠点や、ある人から見たら微妙な点は多いです。

自分のキャリアにとって本当に必要なものは何なのか考えましょう。

一時的な問題であって、時間が解決する可能性

組織の状況があまり良くなく、雰囲気が悪い。
人間関係もぎくしゃくしていて、居心地が悪くて仕事しづらい。

そんなような悩みは一時的なものの可能性があります。
特にベンチャー企業や、新規プロジェクトのチームは、
かなりの波があります。
良いときもあれば悪いときもあります。

いまあなたが不満に思っていることは一時的なもので、
時間が経過したら良くなる可能性もあります。

あまりに長い期間そのような状況が続くのであれば
見切りをつけることも大事ですが、
一時的な業績悪化だったり、トラブルだったりで、
すぐに解決するようなものもあります。
何が不満の発生原因なのか分析して、
時間経過で解決するのか否か、考えてみましょう。

自分が動いて変えられないか

何か不満がある、成長に障壁があると感じたら、
それを自分が行動して変えられないか考えてみましょう。

たとえば組織制度でおかしいと思うのであれば、
言わずに辞めるのではなく、一言でも言ってみるのがいいでしょう。

言ったら意外と通ることもありますし、
やるだけやって駄目なのであれば、より次への意思決定をしやすくなります。

一方でこれは変えられないということもあるので、
それはやってみて駄目であれば次の道に進みましょう。

筆者の場合は、業界の中で、そしてその会社の資本力でこれ以上戦うことはできない、
戦って勝つ道があったとしてもかなり長い道のりになると考えたのが
1回目の転職理由だったりします。

会社のことが嫌い?社長のことが嫌い?

会社の不満を探すことがきりがない状態であれば、
それはもう特に考える必要がないというのが筆者の考えです。

その状態はもうロジックとかではなく、
根本的に会社や経営者を嫌い、尊敬できないといった感情になっている可能性があります。
そうなると従業員はどうしても頑張ることができません。

次から次へ粗探しをするようになっています。
なぜそうなってしまったのか考えることは大事ですが、
なかなかやろうと思って会社を好きになるのは難しいでしょう。

この段階になってしまったのであれば、
次の職場を探しながら、であれば、どういった会社なら
伸び伸びと頑張れるか考えてみましょう。

スキルが身につかない、成長しない

スキルが身につかないから辞めたい。
成長しないから辞めたい、こういった声もよく聞きます。

ではあなたの求めるスキルや成長ってなんでしょうか。
大したキャリアプランがない人で、スキル、スキルというのも甚だおかしいです。
まずはその組織でできることを精一杯やるほうが賢明です。

スキルというのは身につけようと思って身につくものというよりは、
組織に求められるものや、そのときに必要だったものを積極的にがんばっていたら
自然と身についていた、というものが多い気がします。

また目先のスキルばかりに囚われると、どこかで行き詰まります。
身に着けやすいスキルは陳腐化も早いです。

私も1回目の転職のときはこれ以上大きな成長は望めないと思ったことが要因のひとつです。
そのときは会社が伸び悩んでおり、
会社に十分な資本もなかったので、新しい挑戦もしにくい。
またビジネスモデル上、あまり潤沢にキャッシュを稼げるようなものではなく、
新しいチャンスが巡ってくるまでにかなり時間がかかりそう、
というのが当時の状況でした。

こんな状況でも多少は成長するのでしょうが、
自分はどんなに「辛くてもいいのでとにかくいろんな経験を積みたい」、
というのが当時思っていたことだったので、次のステップを踏みました。

これはすぐにやめていい会社

会社を辞めたいな、と思ったときに特に考えずに辞めていい職場もあります。

会社が不正をしている

不正な取引、粉飾決算、非人道的な行為をしている会社。
こういった会社や経営者は従業員に対してもいざというときは、
モラルのない行動をとるでしょう。

またこういった会社はどこかで行き詰まり、
経営危機を迎える可能性も高いです。

早めに見切りをつけて転職しましょう。

パワハラ、セクハラがある職場

これは問答無用です。
特に問題なのはそういった事実があるのに、
会社側がなにも対策をとらないときです。

パワハラやセクハラは異常な一個人により起こっていることもあります。
そのひとが辞めて解決することもあるのですが、
会社側が黙認して、事態が続くようであれば、
これも早々に見切りをつけていい職場です。

伸びにくい業界、悪いビジネスモデル

ここの見極めは難しいのですが、
会社自体が成長しにくい業界にいたり、ビジネスモデルが悪く、
収益が伸びて行きづらい会社である場合も辞めるべきです。

中小企業など会社が小さいほど要注意です。
特にベンチャー企業で、ビジネスモデルが悪いところは
キャリア的なメリットが少ないので要注意です。

ベンチャーであれば自社の売上や、
販管費(人件費や家賃、広告費などの費用)を引いた営業利益など、
すぐに計算することができると思います。

ここの営業利益がでにくいモデルですと、
あなたの給料が上がっていくことはないです。
また営業利益がでないと新しい挑戦もできないので、
キャリア的に面白い挑戦もできないですし、出世もないでしょう。

「会社を辞めたい」は最後の交渉のカード

この記事では「会社を辞めたい」というのは禁止ワードであると伝えましたが、
本当に辞めるとき以外に言っていいときがひとつだけあります。

それは、本当に辞めると決意したけれども、
現職に一縷の望みがあり、条件次第では残ってもいい
かなと思うときである。

給料を上げてくれたら、リモートワークにしてくれるなら、
フレックスにしてくれるなら、そのような条件を望むひともいるでしょう。

最後に辞めたい意思を伝えてみて、
上長の条件提示を見てもいいでしょう。

内定がでているところの条件より良い条件にしてくれるなら、
考えてもいいのではないでしょうか。

ただ私はこのような進め方はどうかなと思うところがあります。
言わないと条件を良くしてくれないような会社であれば、
早めに見切りをつけて、より良い環境にいくべきとも思います。

このあたりは時と場合によるのではないかと思います。

今回は以上です。
辞めたいと思っても「会社を辞めたい」というのは同僚や社内では禁句です。
本当に辞めるタイミングだけで言いましょう。



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